News:ニュース速報 | 2003年3月4日 08:26 PM 更新 |
日本エンタープライズは3月4日、松下電器産業が進めている携帯電話を使った地下鉄乗車サービス用iアプリ(Javaアプリ)の開発を行うと発表した。非接触型ICカードと組み合わせ、自動改札機にかざすだけで運賃を支払える。来年初めの実用化を予定している。
松下が経済産業省から委託されて行う実験の一環。札幌市の市営地下鉄全線に設置する非接触型ICカード対応改札機を利用し、切符なしで乗車できるシステムを構築する。当面、ICチップは携帯電話に外付けする形だが、将来は携帯電話に内蔵する。
決済方式はプリペイドとポストペイの2通り。プリペイドの場合、携帯電話のネット接続機能を使ってICチップに金額情報を取り込み、改札機を通るたびに引き落とす仕組み。ポストペイは改札入出場記録を管理しておき、月ごとにまとめて口座などから引き落とす。
金額情報の取り込みや入出場情報の管理は札幌市の三セク・札幌総合情報センター(SNET)が行う。
[ITmedia]
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