News | 2003年4月2日 10:49 PM 更新 |
電源は単3形電池(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池/ニッケルマンガン充電池)を4本使用し、徹底した省電力化によって、同クラスのデジカメに比べて電池寿命を大幅に向上。撮影可能枚数は、同クラスのデジカメの1.5−2倍となる500枚を実現した。記録メディアは、SDメモリーカードを使用する。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | L-400 | L-300 |
撮像素子 | 有効407万画素CCD | 有効324万画素CCD |
記録画素数 | 最大2304×1728ピクセル | 最大2048×1536ピクセル |
動画 | 精細:320×240ピクセル、標準:160×120 | |
画像形式 | 静止画:JPEG(Exif2.2、PIM II)、動画:AVI(Motion JPEG) | |
レンズ | 6群7枚(非球面2枚含む)、f=5.6−16.8mm(35ミリカメラ換算で34−102mm相当) | |
ズーム | 光学3倍(デジタル3倍) | 光学3倍(デジタル2倍) |
F値 | F=2.8−4.9 | |
撮影距離 | 0.5メートル〜∞(マクロ時11センチ〜) | |
フォーカス | オート | |
フラッシュ | 自動調光式(オート/強制発光/発光禁止/赤目軽減) | |
露出制御 | TTL中央重点測光式プログラムAE | |
記録媒体 | SDメモリーカード | |
ファインダー | 光学式実像ファインダ | |
液晶ディスプレイ | 1.5型透過型D-TFDカラー液晶 | 1.5型低温ポリシリコン(透過型)TFTカラー液晶 |
インタフェース | 専用USB・シリアル兼用接続端子(マスストレージクラス対応) | |
電源 | 単3形電池×4(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池/ニッケルマンガン充電池)、専用ACアダプタ(標準同梱) | |
電池寿命 | 500枚以上(再生7時間) | |
サイズ | 105(幅)×60(高さ)×31.5(厚さ)ミリ | |
重さ | 185グラム(本体のみ) | |
価格 | オープン(実売4万4800円前後) | オープン(実売3万6800円前後) |
発売日 | 今夏頃 | 4月18日 |
HDD搭載ビューワ「PhotoPC Player P-1000」
撮影した画像は、保存して好きな時に閲覧したり自由に印刷したいもの。これをPCレスで可能にしたのが、HDD搭載のポータブルビューワ「PhotoPC Player P-1000」だ。
P-1000は1.8型の10GバイトHDDとコンパクトフラッシュType IIスロットを内蔵し、デジカメで撮影した画像をPCレスで保存できる。
また、3.8型で640×480ピクセル(212ppi)、26万色表示が可能な高精細液晶パネル「Photo Fine」を搭載。HDDに保存した画像を、写真画質で楽しめる。L-300/同400と同様に、新開発のPhotoPCエンジンを搭載しており、高速な画像処理と、同社製プリンタを使ったUSBダイレクトプリントが行える。
USB-Host機能を備え、USB対応CD-R/RWドライブを接続して画像を保存可能。マスストレージクラス対応で、PCの外部ストレージとしても機能する。内蔵リチウムイオン充電池により約1時間の連続表示が可能。
対応OSはWindows 98/Me/2000/XPとMac OS 8.6以降/OS X 10.2以降。サイズは91.5(幅)×23(高さ)×142(奥行き)ミリ、重さ350グラム(予定)。
さて、気になる価格だが、「現在のところ未定。ただし、当社の顔料系インクジェットプリンタ最上位機種の価格が、新製品の上限になるだろう」(同社)とのこと。PM-4000PXの実売が7万円前後なので、P-1000は6万円台といったところだろうか。
Photo PC Playerの主なスペックは以下の通り。
製品名 | Photo PC Player PC-1000 |
HDD | 1.8型10Gバイト(システムで1Gバイトを占有) |
ディスプレイ | 3.8型透過型低温ポリシリコンTFT液晶 |
解像度 | 640×480ピクセル(ドットピッチ0.12mm、約26万色) |
インタフェース | CFカードスロット(TYPE II)×1、USB1.1(Host/Slave)、ビデオ出力 |
電源 | 専用リチウムイオン充電池、ACアダプタ(標準で同梱) |
サイズ | 91.5×23×142ミリ |
重さ | 350グラム(予定) |
価格 | 未定(実売6万円台?) |
発売時期 | 今夏ごろ |
カメラ+プリンタのセットは単体購入より1万円以上もお得!
カラリオ・プリンタ「PM-740DU」は、昨年10月に発表したPM-740Cの後継モデル。パラレルインタフェースを廃止し、かわりにUSBポートを前後に計2ポート装備した。エントリーモデルながら6色インクで2880dpiの写真画質印刷を行える点など、機能やスペックはPM-740と変わらない。
今回、このPM-740DUとデジカメL-300のセットモデルも用意されるが、同社が「セットモデルは戦略的にキャンペーン価格で勝負する」というだけあって、3万9800円と非常にお買い得感が高い。L-300の実売が36800円であることから、プラス3000円で写真画質プリンタが付いてくるというわけだ。PM-740DU単体では、実売1万5000円程度なので、1万円以上もお得になるこのセットは注目だ。
[西坂真人, ITmedia]
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