News:ニュース速報 | 2003年4月2日 09:23 PM 更新 |
NTTデータは、NTTドコモ「iモード」のオープン化を活用した法人向けサービスを4月3日から開始する。iモード端末から「iMenu」を選択するだけで企業内ネットワークに接続できるようになる。
同社の法人向けインターネット接続サービス「Mobile Office Gateway」の1メニューとして提供する。NTTドコモのパケット網インタフェースを利用し、企業内ネットワークと端末をクローズドなネットワークで結ぶ。具体的には、iモード端末からNTTドコモのパケット網に接続後、NTTデータの「MOGセンタ」を経由して企業内ネットワークにつなぐ。
利用する場合は端末の設定を変更し、iMenuを選択することで企業ポータルに直接アクセスする。認証は端末の発信者番号で行う。必要に応じて通常のiモード接続に切り替えることも可能だ。
「docomo.ne.jp」の代わりに独自ドメインによるメール送受信が行え、メール着信を知らせるプッシュ機能も備えた。同サービスを利用したパケット通信料はNTTデータが代行して一括請求するため、社員が個人契約している端末を利用してもパケット通信料金を企業が負担でき、私用の料金とも分離することができるメリットもある。
料金はMOGセンタ利用料は1契約で月額7万円など。関連サービスを含め2006年度に10億円の売上を目指す。
iモードのオープン化を利用したサービスは、NTTコミュニケーションズの「MOBILEWING」に続き2例目。
[ITmedia]
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