News:ニュース速報 2003年4月7日 05:54 PM 更新

日本HPの高柳社長が退任


 日本ヒューレット・パッカード(HP)は4月7日、高柳肇代表取締役社長が退任する人事を発表した。後任には樋口泰行・執行役員インダストリースタンダードサーバ統括本部長が昇格する。月内に開催予定の臨時株主総会で承認を受けて正式決定する。


高柳肇社長

 高柳社長は日本アイ・ビー・エム出身。旧日本タンデムコンピュータズ社長、旧コンパックコンピュータ社長を務め、2002年11月の日本HPとコンパックとの合併の際には陣頭指揮を執った。「合併後の新会社としての基盤が整ったことから、退任を決意した」という。

 寺澤正雄代表取締役会長がCEOを兼任し、樋口氏は社長兼COOとなる。

 樋口氏は1957年11月生まれの45歳。大阪大工学部、ハーバード大経営大学院を卒業後、松下電器産業、ボストンコンサルティンググループ、アップルコンピュータを経て1997年にコンパックに入社した。

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