News:ニュース速報 | 2003年4月16日 07:37 PM 更新 |
ディーアンドエムホールディングス(D&M)は4月16日、経営破たんした米SONICblueのReplayTV事業とRio事業を競売で落札したと発表した。落札額は3620万ドル。
D&MとSONICblueは両事業の売却交渉を進めていたがまとまらず、SONICblueの事業は米連邦破産裁判所が競売にかけた。D&Mは4月15日に応札、取引は10日間前後で終了する予定。両事業の在庫と売掛金、知的財産、資本設備を買い取り、一部の契約と負債も引き継ぐとしている。ReplayTVの顧客もそのまま受け継ぐ。
D&Mは米国子会社にデジタル開発子会社「Digital Networks North America」を新設し、両事業を統合する。過去1年間でReplayTVの売上は約2200万ドル、Rioは約6200万ドル。破産手続きで一部費用や負債が消滅するほか、業務改革効果も見込めるとして、2003年度は1株当たり利益は微減、2004年度以降は増加するとしている。
[ITmedia]
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