News:ニュース速報 | 2003年4月17日 08:43 AM 更新 |
米Apple Computerは4月16日、同社第2四半期(1−3月期)決算を発表した。売上高は14億7500万ドルで前年同期比1%減。1400万ドルの純利益を計上した。前年同期の4000万ドルから大幅な減益だが、1株利益は4セントで市場予測(2セント)を上回った。
1−3月期中のMac出荷台数は71万1000台。iMac/eMacが25万6000台、PowerBookが16万6000台、Power Mac G4が15万6000台、iBookが13万3000台出荷された。
売上金額では、PowerBookが3億5300万ドル、iMac/eMacが3億200万ドル、Power Mac G4が2億9300万ドル、「周辺機器およびその他のハードウェア」が2億1600万ドル、「ソフトウェアおよびその他」が1億6000万ドル、iBookが1億5100万ドルとなっている。
前年同期と比べ、iMac、iBook、Power Mac G4がいずれも売上金額を落としているのに対し、PowerBook、「周辺機器およびその他のハードウェア」「ソフトウェアおよびその他」の各カテゴリーの売上が伸びている。
最高経営責任者のSteve Jobs氏は次のように述べている。「12型液晶と17型液晶のPowerBook G4に対する驚くほどの需要に牽引され、われわれの『ノートブックの年』は素晴らしいスタートを切った。1−3月期に出荷したMacの40%以上がノートブックで、これはかつてない高い割合であり、業界平均を大きく上回っている」。
また最高財務責任者のFred Anderson氏は、1−3月期は流通在庫を4.5週以下に抑えながら売上目標を達成することができたとしている。「引き続き資産管理を強化することで、現金残高は45億ドルを超えた」と同氏。
4−6月期の見通しとしては、「売上は1−3月期から横ばい、若干の利益を見込んでいる」(Anderson氏)。
Appleは前回の四半期決算発表の折り、1−3月期について「前四半期比で横ばい、若干の利益を見込んでいる」としていた(1月16日の記事参照)。→詳細記事
[ITmedia]
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