News | 2003年4月22日 03:11 PM 更新 |
インテルは、いったん中止していたFSB 800MHz対応のPentium 4/3GHzの出荷を4月22日に再開した。
このCPUは、FSB 800MHz対応チップセット「Intel 875P」とともに4月15日に正式発表されたものの、その日にいきなり出荷停止。代理店によっては、PCパーツショップから在庫をすべて回収する騒ぎになった。
インテルによると、今回の出荷停止は、ある環境において特定のストレステストを実行すると、CPUから出力される一部のデータが化けてしまう現象が、インテルのラボで確認されたためとしている。
インテルは、この不具合の再現される環境はかなり特殊なものなので、一般のエンドユーザーではほとんど発生しないと述べている。
今回発生した不具合を回避するには、BIOSのアップデートが必要。インテル製マザーボードの改修済みBIOSの供給は「近いうちに開始する」(インテル)となっているが、マザーボードベンダーの改修済みBIOSの供給時期は「各ベンターに一任している」(インテル)。
主なマザーボードベンダーに確認したところ、ほとんどが本社に確認中の状態。22日午後の時点で、正式な日程は明らかにされていない。
また、秋葉原では、インテルからの販売再開の指示を受け取っていないショップが多い。仮に、再開指示を受けても、いったん回収されているため、店頭に在庫がないショップがほとんどだ。代理店からの入荷予定もまだ明らかにされていない。
22日午後の時点で、主なショップに確認したところ、下記店舗で、販売再開を正式に確認できたら、店頭販売の対応が可能となっている。実売予定価格は約5万6000円
|
なお、マザーボードベンダーのBIOSアップデート情報や、CPU店頭販売に関する情報については、新しい情報が入り次第、続報でお伝えする予定だ。
関連記事[長浜和也, ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.