News:ニュース速報 | 2003年9月17日 05:39 PM 更新 |
富士写真フイルムは9月17日、「Printpix」方式を採用したインク不要のデジタルフォトプリンタの新モデル「CX-500」を10月18日に発売すると発表した。独自ソフトにより高画質プリントが可能だという。4万9800円。
2002年4月に発表した「CX-400」の後継機種。光と熱により専用ペーパーを発色させるPrintpix方式を採用。インクカートリッジやインクリボンが不要なのが特徴だ。
新製品は独自ソフト「Image Intelligence」を搭載した。画像を解析して撮影時の状況や撮影意図を判定、補正や調整を自動的に行うという。例えば人の肌色はなめらかで健康的に、白いドレスはよりクリアな白に表現するという。
「ポートレート」「風景」「青空」などの自動調整モードを選択できるほか、6種類のパラメータを調整して画像内の特定色を好きな色合いに変えることができる「ピンポイント色変換機能」も備えた。Exif 2.2に対応している。
xDピクチャーカードスロットとPCカードスロットを搭載し、メモリカード内の画像(JPEG、BMP、TIFF)をPCなしでプリントできる。操作は2.5インチカラー液晶ディスプレイを見ながら行う。USBでPCに接続して使用することも可能だ(Windows、Macintosh対応)。
プリントサイズは「フォトタイプ」で 最大89(縦)×158(横)ミリ、プリント画素数は最大1086×1928ピクセル(310dpi)。階調はYMC各色256階調。プリント時間は1枚当たり約88秒(Lサイズ時)。サイズは250(幅)×336(奥行き)×179.5(高さ)ミリ、重さ約5キロ。
専用ロールペーパーは発売済み。「フォトタイプ」(Lサイズ40枚相当)は1700円、「ハガキタイプ」(はがきサイズ40枚相当)は2200円。
[ITmedia]
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