News:ニュース速報 | 2003年10月29日 06:02 PM 更新 |
政府は10月28日、カーボンナノチューブ(CNT)を発見した飯島澄男博士(NEC特別主席研究員)ら15人を文化功労者に選んだと発表した。
飯島博士は1991年にCNTを発見した。CNTはナノテク素材として注目を集め、次世代ディスプレイや半導体材料、燃料電池などでの実用化を目指す研究が活発に進められている。
飯島博士は「電子顕微鏡による物質研究を始めたのがちょうど40年前の1963年。長年築き上げてきた基礎研究成果がナノスケールの科学技術の発展に貢献できたことは望外の幸せ」とコメントしている。
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