News:ニュース速報 2003年12月2日 05:40 PM 更新

「麺喰王国」で食べた人の数に連動するファンド


 トレイダーズ証券は12月2日、飲食店を集めた「フードコンプレックス」で食事をした客の数に連動する投資ファンドを組成、1口50万円で出資受け付けを始めた。

 「『麺喰王国』ファンド」は、12月25日に東京・渋谷にオープンする「麺喰王国」が対象。店舗で麺類を購入したお客の数で償還時の利回りを決める。ファンドは麺喰王国を営業するイコールが開発し、トレイダーズ証券が販売。12月31日まで受け付け、2億円に達した時点で申し込みを締め切る。契約期間は2004年12月31日まで。

 利回りは具体的には、麺喰王国内の全8店舗の1日当たり入場者数の平均値に連動する。損益分岐点は平均401人以上とし、同501−600人だった場合は利回りは5.0%となり、同400人以下だったら元本割れとなる。

 同社が挙げた参考データによると、「新横浜ラーメン博物館」(横浜市)など4カ所のラーメン系フードコンプレックスでは、1店舗当たりの1日平均は501−600人の範囲。

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