News:ニュース速報 | 2003年12月4日 04:39 PM 更新 |
イー・アクセスは12月4日、TD-CDMA方式を活用した高速ワイヤレスアクセスサービスの実証を目的に、総務省に実験局免許を申請したと発表した。2004年1月にも実験を開始、「どこでも使えるADSL」として安価かつ高速なワイヤレス接続サービスの実現を目指す。
TD-CDMA技術は第3世代移動体通信規格・IMT-2000の一つ。イー・アクセスは今年春から米IP Wirelessと共同でサービスの検討を進めてきた。音声通信は重視せず、「どこでも使えるADSL」として高速データ通信を主とした事業展開を図る。
TD-CDMA方式を活用した高速ワイヤレスアクセス技術では、通信ベンチャーのIPモバイルが7月に実験局を構築。下り1Mbps程度の常時接続サービス実現を目指しており、実験にはNTTコミュニケーションズが参加している。またソフトバンクBBとケーブル・アンド・ワイヤレスIDCも同方式によるサービスへの参入を検討している。
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