News:ニュース速報 2001年3月8日 01:00 更新

2000年国内プリンタ出荷台数は2割増,金額は微減

 日本ガートナーグループのデータクエスト部門は3月6日,2000年における国内プリンタ市場調査結果を公表した。出荷台数は前年比19.1%増の821万台と好調だった。

 ただ総出荷金額では,インクジェットプリンタの低価格化が影響し,前年比3.6%減の4558億4700万円にとどまった。インクジェットは前年比31.3%の671万台を出荷。あいさつ状印刷での利用が一般化,低価格モデルとPCのバンドル販売が積極的に行われたことなどから順調に市場を拡大した。ただ金額は前年比14.3%増の1867億8000万円で,全体の低価格化で台数ほどの成長は見られなかった。

 全体のメーカー別シェアは,セイコーエプソンが41.9%でトップ。2位のキヤノンが32.6%と3割台にシェアを回復。3位はNEC(8.7%)で,日本ヒューレット・パッカード(5.1%),低価格モデルのレックスマーク(3.7%)が続いた。→詳細記事

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