News:ニュース速報 2001年4月3日 05:31 更新

フュージョンの通話障害は「プログラムの不具合」

 フュージョンコミュニケーションズのIP市外電話サービスで通話障害が発生していた問題で,同社は4月3日,原因はシステムのプログラムの一部に不具合が発生したためと発表した。現在は修正作業中で,5日までには復旧させたいとしている。

 同社はVoIP技術を活用し,市外なら全国どこでも3分20円という格安料金を打ち出し,加入者約15万人を集めて4月1日にサービスを開始。だが「相手の声が聞こえない」「通話開始時に雑音が発生する」などの障害が一部の通話で発生。同社によると,4月1日と2日の通話総数約27万コールのうち約2割で障害が起きたと見られ,2日までに約300件の問い合わせが殺到した。

 同社は復旧までの期間中,同様な障害が発生した場合は再度かけ直してもらうようユーザーに呼び掛けるほか,ユーザー窓口を24時間体制にして問い合わせに備える。障害が発生した通話の料金は無料とし,「10時間無料通話キャンペーン」の対象からも除外するとしている。

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