News:ニュース速報 | 2001年4月4日 01:54 更新 |
ソフトバンクネットワークスは4月4日,電灯線ネットワーク機器の販売で英nSineと提携し,合弁会社「エヌサイン・パワーネット」を設立することで合意したと発表した。
電灯線ネットワークは,一般住宅内に張りめぐらされた電灯線を利用してLANやインターネット接続を実現するもの。通常のコンセントにプラグを差し込めば,電源供給とネットワーク接続が同時に行えるため,特に日本では有望なネットワークシステムに成長すると期待されている。
新会社では,nSineが開発した数10ドルの低価格チップセット「nPlug」を搭載したアダプターを販売。アダプターをPCや家電に接続すれば,2.5Mbpsから40Mbpsの高速ネットワーク構築が可能になるという。ただし国内の電灯線で高速通信を行うには,電波法を改正して高速通信が可能な高周波帯域を使用可能にする必要がある。同社は規制緩和をにらみ,来年以降の本格的事業化を目指している。→詳細記事
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