News:ニュース速報 2001年5月7日 03:28 更新

ちょっと大きくなった新「Libretto」登場

 東芝は5月7日,サブノートPCの新機種「Libretto L1」を発表した。Libretto L1は,従来の“最小ミニノート”から一転,10型ワイド液晶ディスプレイと18ミリピッチのキーボードを搭載する実用性重視のノートPCになった。また,実売14万円前後という価格も大きな特徴だ。

 本体は,シルバーとブラックのツートンカラー。サイズは268(幅)×167.2(奥行き)×29(厚さ)ミリと,これまでのLibrettoよりも一回り以上大きくなった。CPUには米TransmetaのCrusoe TM5600/600MHzを採用し,標準バッテリーで3.5〜4.5時間の駆動時間を実現した。また,3倍の容量を持つ大容量バッテリーもオプションとして用意される予定で,こちらを利用すれば約11〜14時間の動作が可能だという。

 本体に設けられたインタフェース類は,2ポートのUSB,ミニRGB,PCカードスロット,RJ-11(56Kbpsモデム)そして4ピンのIEEE 1394ポートなど。なお,ネットワークインタフェースは装備されていない。

 主な仕様は以下の通り。

型番Libretto L1/060TNMM
CPUCrusoe TM5600/600MHz
メモリ128M(最大256M)バイト
HDD10Gバイト
液晶10型低温ポリシリコンTFT(1280×600ピクセル)
モデム56Kbps
本体サイズ268(幅)×167.2(奥行き)×29(厚さ)ミリ
重量約1.1キロ
OSWindows Me
価格オープン(実売14万円前後)

 また,Libretto L1用の外付けCD-RWドライブも同時発売される。接続インタフェースはPCカード(CardBus)で,CD-R書き込み最大8倍速,CD-RW書き換え4倍速,CD-ROM読み出し24倍速。オープンプライスだが,店頭では4万円前後で販売される見込みだ。→詳細記事

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