News:ニュース速報 2001年5月10日 04:04 更新

デベロッパー3社がマンション向け広帯域接続サービスで合弁会社

 丸紅と三菱地所,東京建物のマンションデベロッパー3社は5月10日,マンション向けブロードバンド接続サービス専門の新会社を設立したと発表した。

 新会社は「つなぐネットコミュニケーションズ」。6月1日付で10億円に増資し,丸紅が60%,三菱地所と東京建物が20%ずつ出資する。新会社は第二種電気通信事業者として,3社が供給するマンションに対し高速ネット接続サービスを提供していく。新築マンションにはEthernet(100BASE-TX)を基本とするが,既存マンションにはHomePNAや各社のxDSL,CATVネットなどを活用。キャリアや機器メーカーは限定せず,柔軟に最適なアクセス方法を選択していく方針だ。

 3社の新築物件は年間で合計約8000戸となり,業界最大手の大京に次ぐ。また既存マンションは合計約14万戸と業界上位の規模。新会社はデベロッパーや管理会社に広く参加を呼びかけていく考えだ。

 マンション向け高速ネット接続では,大京が昨年10月にNTT-MEと合弁会社を設立,系列マンション向けにサービス提供を開始している。

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