News:ニュース速報 2001年5月15日 04:44 更新

日本ビクター,ハードディスク内蔵TVを発表

 日本ビクターは5月15日,ハードディスクドライブ(HDD)を内蔵したフラットワイドTV「NETWORK HDD」シリーズとして,32型の「AV-32DD2」と28型の「AV-28DD2」の2モデルを発表した。地上波&BS(32DD2はデジタル&アナログ,28DD2はアナログのみ)デュアルチューナーと20GバイトのHDDを内蔵し,2系統のD4端子を装備する。

 録画時のビットレートは,SPモードで平均6.4Mbps,LPモードで4.5Mbps,EPモードで3.2Mbps,超長時間のSEPモードでは2.2Mbps。SPモードで約7時間,SEPモードなら最大約20時間の録画が可能だ。

 日本ビクターでは,HDDをTVに内蔵したことで,映像信号のロスをなくし,また操作性が向上すると話す。「メリットは,なんといっても操作の簡便さ。内蔵型ならば,突然の来客や電話にもワンボタンで録画に対応できるが,外部HDDレコーダーの場合は,電源の投入やHDDの立ち上げ時間,入力の選択など,煩雑な作業が必要になってしまう」(同社)。

 価格は,どちらもオープンプライスだが,実売価格では32型が28万円程度,28型が23万円程度になると見られている。→詳細記事

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