News:ニュース速報 | 2001年5月29日 04:16 更新 |
5月29日付けの朝日新聞で「経営危機」を伝えられた東京めたりっく通信が,公式なコメントをWebサイトに掲載した。同社では,記事通りに資金繰りが悪化しているのは事実としており,累積赤字は約40億円に上るという。
資金繰りが悪化した原因は,当初予定していた金融機関からの融資が実行されなかったこと。同社は,6月中に第3者割当増資を行い,この穴を埋めるという。「鋭意,応募先候補と交渉を進めている」(同社)。また,今年9月までは営業損益の単月黒字化を最大の課題として,コスト削減や組織改革など事業の見直しを進める構えだ。
同社は,東京都内を中心に現在2万5000人のユーザーを抱えているが,「ユーザーを最優先と考え,今後もサービスを継続して提供していく」(東京めたりっく通信)。→詳細記事
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