News:ニュース速報 2001年11月8日 03:40 PM 更新

今度のAIBOは“マクロス”チック! 近未来デザインの新型が登場

 ソニーマーケティングは11月8日,エンターテインメントロボット“AIBO”のニューモデル「ERS-220」を11月23日から発売すると発表した(詳細記事)。「超時空要塞マクロス」のメカデザイナー河森正治氏による近未来的なロボットデザインを採用した。価格は18万円。電話とインターネットでの受注販売のほか,PC量販店/家電店/百貨店/ソニーショップなど店頭販売も行う。

 シルバー色の本体に,フェイスサイドランプ/テールランプ/背中のマルチランプなど全身19個のLEDランプを搭載し,頭部にはリトラクタブルヘッドライトを備える。

 別売りの「AIBOワイヤレスLANカード」とAIBOを操縦できるPCソフト「AIBOナビゲーター2」により,PCからの遠隔操作が可能。内蔵カメラやマイクからの映像/音声をPC上で確認することができる。

 また,前モデル「ERS-210」の各ユニット(ヘッド/レッグ/テール)を組替えることでERS-220に変身させる220トランスフォームキット「ERS-220E1」を12月上旬より発売する。価格は12万円。キットは,ヘッドユニット/テールユニット/レッグユニット×4/バージョンアップメモリースティック/マニュアル類で構成される。

 フレンドリーなビジュアルが好評な「ラッテ」「マカロン」とはうって変わり,「これぞ“近未来”」とうならせるハイブロウなデザインで登場した新型AIBO。「確かにバルキリーっぽい」「いや宇宙刑事ギャバン」など,発表会場ではそのスジの人が多いプレスに早くも大ウケだったとか。

 主な仕様は以下の通り。

製品名“AIBO”「ERS-220」
CPU64ビットRISCプロセッサ
メインメモリ32Mバイト
プログラム供給媒体専用メモリースティック
可動部頭:自由度3,脚部:自由度3×4脚,リトラクタブルヘッドライト:自由度1(合計自由度16)
入力部充電専用コネクタ,PCカードスロット(TYPE II),メモリースティックスロット
入力スイッチ音量調節スイッチ
LEDランプフェイスサイドランプ×6,フェイスフロントランプ×3,背中マルチランプ×6,テールランプ×3,モードランプ
画像入力10万画素CMOSセンサー
音声入力ステレオマイク
音声出力スピーカー
内蔵センサー赤外線方式距離センサー,加速度センサー,スイッチ(頭部/顔部/脚部×4/背中/尻尾×3),振動センサー,温度センサー
消費電力約9ワット
動作時間約1.5時間
サイズ約152(幅)×296(高さ)×278(奥行き)ミリ
重量約1.5kg(バッテリー,メモリースティック含む)
価格18万円
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