News:ニュース速報 | 2002年3月5日 05:08 PM 更新 |
富士通研究所は3月5日,机上で書いた文字や絵の筆跡をワイヤレスでコンピュータに入力できる電子ペンを開発したと発表した。超音波方式を採用し,専用のボードや紙を使わなくても正確に入力できるという。
ペンから超音波を発生し,紙に固定した受信機までに超音波が伝搬する時間からペン位置を計算することで,手書き入力を可能にした。受信機は35×35ミリと最小クラスで,分解能はA4中心位置で+/−0.2ミリと高精度だ。
同様の電子ペンに,Bluetoothを利用した「アノト・ペン」が発表されているが,入力には専用の紙が必要。
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