News:ニュース速報 | 2002年4月3日 08:41 PM 更新 |
コンピュータソフトウェア協会(ACCS)のWebサーバにアクセスが集中,サーバがダウンした問題で,ACCSは4月3日,集団的なDoS攻撃で損害を受けたとして近日中に刑事告訴すると発表した。
この問題は4月2日午前零時ごろ,ACCSのWebサーバにアクセスが集中,約10時間にわたってサーバがダウンしたもの。同時刻ごろ,掲示板サイト「2ちゃんねる」では“ACCSにF5アタック(ブラウザリロード)を仕掛けよう”と呼び掛けるスレッドが盛り上がっていた。
これに対しACCSは「特定の電子掲示板利用者らによる集団的な行為であることが推測される」とし,4月1日から3日までのアクセスログを解析。これに基づき,電子計算機損壊等威力業務妨害の疑いで近日中に告訴するとしている。
ACCSはアクセス集中によるサーバダウンについて,「悪ふざけの域を超えた悪質な犯罪。サーバ停止で業務に重大な支障を来しており,現実に損害が発生している」として告訴に踏み切る。
ACCSは「本件に関して相談や弁明などがある場合には連絡を」と呼び掛けている。ただ「匿名の相談には応じかねる」としている。
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