News:ニュース速報 2002年4月25日 04:29 PM 更新

メーカー側敗訴確定 中古ゲーム訴訟,最高裁が上告棄却

 中古ゲームソフト販売の是非を,ゲームソフトメーカーと中古ソフト販売店が争っていた2件の訴訟の上告審で4月25日,最高裁はメーカー側の上告を棄却した。中古販売店側の勝訴が確定し,中古ソフト販売は合法と認められることになった。

 訴えていたのはエニックスやコナミ,カプコンなど大手メーカー。中古ゲームソフト販売チェーンを展開するアクトと上昇に対し販売差し止めを求めていた。2001年3月,東京高裁と大阪高裁はメーカー側に著作権法上の頒布権を認めず,メーカー側に中古ソフト販売の差し止め権はないとする判決を下し,メーカー側が上告していた。

 メーカー側,販売店側とも同日夕方から会見を開く予定。

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