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小寺信良の「プロフェッショナル×DX」

クラウド活用にリモート編集環境と、映像にまつわるプロフェッショナルの分野にDXの波が押し寄せている。プロの現場で何が起こっているのか。最新のITトピックを小寺信良氏が解説する。

小寺信良の「プロフェッショナル×DX」:

この連載ではこれまで、主に映像・放送技術のDX化についてフォーカスしてきたが、そもそもDXとは、人の働き方改革とセットの話である。今回はテレビ業界の働き方について、DXによる働き方改革は起こりうるのかを考えてみたい。

小寺信良, ITmedia
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日本語で話す動画を、英語に自動翻訳+アフレコしてくれるツール「Captions」。もともとはiOS版として提供されていたサービスだが、PC版(β版)が登場。AIを使った新機能も含め実際にテストしてみた。

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世の中にはプロ向けの編集ツールは多いが、多くのポストプロダクションでは同じツールで統一することが多い。同じツールであれば、編集の手直し等で編集者が変わったとしても、編集データの互換性問題に悩む必要がないからだ。

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DaVinci Resolveにクラウド機能が追加されたのは、2022年のバージョン18の時。発表されてからかなりの期間、日本ではアクセスできなかったことから、あまり利用されてはいないようだ。今回は「Blackmagic Cloud」の可能性を探ってみたい。

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現場で見かけるのにシェア調査で表に出てこないソフトの代表格が、Avid「Media Composer」とGlassValley「EDIUS」だろう。GlassValleyは米国の老舗スイッチャーメーカーだが、EDIUSは日本で開発されていることから、日本にユーザーが多い。

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多くの放送機器を抱えるソニーではInter BEE 2023で多くの新製品を展示したが、筆者が個人的に気になったのがソフトウェアスイッチャーの「M2L-X」である。プロの世界ではIP化およびクラウド活用の一環として、ソフトウェアスイッチャーへの関心が高まっている。今回の企画担当者に話を聞いた。

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「Premiere Pro」に「フィラー音声の検出機能」が実装された。しゃべり途中のポーズ時間、すなわち「間(ま)」を自動検出する機能で、「えー」とか「あー」といった、間を持たせるための発音「フィラーワード」も検出・削除できる。実際どのように動くのか、またその先にある課題はなんなのか、検証してみた。

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生成AIの登場で、画像・写真の世界は大きな転換期を迎えた。その一方で、真実に見せかけた画像や写真、すなわちフェイク画像による社会的混乱が問題視されるようになった。1500社以上が加盟する「CAI」は、データの由来を保証するための立ち上げられた組織だが、実際にどのように動くのか、機能が実装された「Photoshop」で試してみた。

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国際放送機器展と名の付くものとしては、例年4月に米国ラスベガスで開催される「NAB」がよく知られるところだが、ヨーロッパではオランダのアムステルダムで開催される「IBC」も大きなイベントである。今年は9月15日から17日の日程で開催された。

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8月16日、AdobeはかねてよりWebアプリとして公開してきた「Adobe Express」の最新版を公開した。β版として公開している独自のAI「Adobe Firefly」を搭載し、「AIファーストのオールインワンコンテンツ制作アプリ」とうたっている。

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スイッチングにおける映像処理を全てソフトウェアベースで行なうパナソニックのIPスイッチャー「KAIROS」。6月14日より新メインフレーム「Kairos Core 200(AT-KC200T)」を発売している。また7月21日には新システムソフトウェア「バージョン1.5.0」の提供を開始した。7月に福岡市で行なわれたQBEE(九州放送機器展)にて、その実機を見る事ができた。

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先日、Twitterに流れてきた情報から知ることになったアプリ、「Captions」を試してみたところ、今後は多くのコンテンツがワールド化するかもしれないという手応えを感じた。現時点で確認できるCaptionsのインパクトと、これがもたらす将来の可能性を考えてみる。

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これまでクラウド編集プラットフォームは、AivdやAdobe、GrassValleyといった編集ソフトメーカーが主体で製品化が進められてきた。ATOMOSのような周辺機器メーカーが手掛けるのは珍しい。同社の「Atomos Edit」を触りながら、狙いを探る。

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コロナ禍になり映像業界にもリモートワークが必要となった。複数人の共同作業が必要な現場では、リアルタイムな指示出しであればZoomなどで代替できたが、編集者が作業したものをチェックしていくケースではあまり使えなかった。こうしたなか、有望視されているのがコラボレーションツールだが、クラウドストレージで有名なDropboxも参入している。

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放送というのは、映像と音声だけではなく、実にたくさんの文字情報で成り立っている。タレントのしゃべりに逐一テロップが乗るという話だけではない。お天気情報では各地の天気が表組みで示されるし、スポーツの結果も一覧で紹介される。ニュースでも見だしや説明テロップが挿入されるし、バラエティではタレントのしゃべりに逐一テロップが乗る。

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例年4月に米国ラスベガスで開催される世界最大規模の放送機材展、「NAB Show」が2023年も開催された。20年、21年と中止になっていたが、22年より対面展示を再開。今回の展示で、100周年を迎えたという。

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今ネット社会は、AIの進化に揺さぶられている。毎日画像生成AIで新しい画像が生み出され、次第に写真と見分けが付かなくなってきている。一方チャット系AIは検索補助ツールの領域を超えて、データ整形やアイデアツール、文書作成までこなせるようになった。この変化は動画編集にもおよんでいる。

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ソニーが投入した個人向け「Creators’ Cloud」。法人向けソリューションを個人用にアレンジしたものだが、テストしてみたところ、プロフェッショナル用とは全く異なるもので、少々面食らっている。ソニーは何を狙っているのか、担当者に聞いた。

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小寺信良の「プロフェッショナル×DX」:

スイッチャーを中心に手掛ける米GlassValley。他社に先駆けてハードウェアのほとんどをソフトウェア化したIPプラットフォーム「AMPP」を発表した。海外のスポーツ配信などですでに実績があるAMPPだが、放送機器レベルの製品をたった2年でソフトウェア化できた理由とは何か。

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多くの方から遅延の少ない8K伝送方式のニーズがあるとわかった事から、独自エンコーダーとデコーダーの組合せで8Kを超低遅延で伝送するシステム「ELL8K」の開発に着手、商品化した。今回はミハル通信に、現在開発中の「ELL Lite」と、22年のInter BEEで好評だった音声低遅延伝送について取材させていただいた。

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パナソニックコネクトの「KAIROS」を中継車にした会社があるという。一般に中継車とは、テレビ放送において現場から生放送をする際に必要な機材を搭載して配線済みの状態にしておき、車の中でオペレーションできるようなものをいう。テレビ局などが持つもので、放送とは関係ない企業が持つことはないのだが、その理由を探る。

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放送業界で早くからデジタル化に取り組んできたソニー。IP伝送からクラウドを活用したファイルベースまでを網羅する「Creator's Cloud」を掲げる同社が取り組むプロフェッショナル戦略とはどういったものだろうか。

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コロナ禍以降、映像制作や放送分野でのリモートプロダクションが注目を集めているところだが、一番大掛かりになるのが、ライブの映像中継業務だ。制作とは違い、一度に動く人間の数が多いため、最もリモートプロダクションに注力しなければならない分野でもある。

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新連載:小寺信良の「プロフェッショナル×DX」:

放送とIP、あるいは映像制作のクラウド活用については、すでに2015年ぐらいから日本でも検討が進んできた。ところが2020年からコロナ禍となったことから、急速に注目されるようになった。しかしながら、現時点では放送システムのIP化は、これまでは必ずしもうまく行っているとは言えない。

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