米Intelの投資ファンドIntel Capitalは1月22日、日本通信に出資したと発表した。出資額は非公開。Intelは、日本通信のワイヤレスデータ通信サービス「bモバイル」をCentrino準拠のノートPCにバンドルするようPCメーカーに働きかけていく。
bモバイルは、最大128KbpsのPHSデータ通信と無線LANスポットでの高速接続を統合したサービス。IntelはCentrinoの普及に向けワイヤレスインフラの拡大を世界的に支援しており、bモバイルを「いつでもどこでも使えるコンピュータの理想を実現するための新たなステップ」と評価、出資を決めた。
両社は、企業・家庭ユーザーむけにCentrinoノートPCとbモバイルを組み合わせた利用スタイルの普及を図っていく。PCメーカーに対しbモバイルサービスを同梱かプリインストールするよう推奨することで合意した。
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