Bluetoothデジカメ“Eye-Q Go Wireless”を試してみた
Bluetooth転送が可能な200万画素デジカメ、Concord Eye-Q Go Wirelessを試してみた。(IDG)
いまや、なんでもワイヤレスの時代だ。ならば、デジカメもそうすべきではないか? Concord CameraのConcord Eye-Q Go Wirelessは、Bluetoothを使って撮影した画像をコンピュータやPDA、携帯にまでワイヤレスで転送することが可能なデジタルカメラである。しかし、Bluetoothのほかには特筆すべきものはない。
Eye-Q Goカメラの価格は146ドル。コンピュータに接続する小さなBluetoothドングルが付属する。しかし、カメラが転送できる画像は1回につき1枚だけ。このカメラの内蔵メモリである7Mバイト分の画像を転送するのには、なんと15分もかかる。このカメラの内蔵SDスロット(カードはバンドルされていない)に保存すれば、7秒ですむ。
Eye-Q Goには2MピクセルのCMOSセンサーが採用されている。撮影した画像はいずれも非常に暗く、試用したカメラのフラッシュは必要時に光らないことがあった。無理やりフラッシュをつけても、反応は非常に遅い。
このカメラのボディは安っぽいプラスチック製で、ボタンはコストを抑えたらしいつくりになっている。レンズの前のスイッチで絞りの大まかな設定を変更可能。
Bluetoothの転送がもっと速かったとしても、Eye-Q Go Wirelessはドラッグストアカメラとでも呼ぶべきもので、50ドルでも買おうとは思わない。ほぼ同じ価格でキヤノンのPowerShot A60がケーブル付きで購入できるのだ。
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