講談社の「Web現代」はこのほど、新企画「萌え萌えジャパン」を公開した。
キャラクタービジネス市場は年間2兆円とも言われながら、実体がつかみにくい「萌え」。「この曖昧な感情について研究すべく、キャラクターエンターテインメントの最先端を探る」(同社)のが同企画の趣旨。記者が実際に歩いて萌えの現場をルポルタージュする「衝撃の巨弾ノンフィクション」(同社)だ。
第1部は「萌える行為のフロンティアたち」として「メイドカフェ」を取り上げた。読売新聞が掲載して有名になった萌えの定義を引用しつつ、「好きなキャラクターはアニメ『名探偵ホームズ』のハドソン夫人、種を超えた萌えに心が乱れる」(デザイナー・35歳)といった声も取り上げている。
今後もさまざまなキャラクターエンターテインメントの業態や作り手を取材し、「遊び心は持ちながらも力いっぱい萌えに取り組む」(同社)としている。
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「萌え」を武器にニッチで巨大な市場に切り込む異業種参入組。縮小した会場で彼らのチャレンジを見た。
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