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一部ユーザーがJava Studio Creatorを激賞

今夏リリースされるSun MicrosystemsのJava開発ツール「Java Studio Creator」に関する早期ユーザーの報告が届いた。あるユーザーはコンポーネントがまだ不十分だと指摘しているが、Webサイトを即座に組み立てるのに有用だと評価している。(IDG)

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 使いやすさを売りとするSun MicrosystemsのJava開発ツール「Java Studio Creator」が今夏リリースされる。Sunが5月12日開いた電話会見で、一部の早期ユーザーが同ツールの試用感を報告、コンポーネントが豊富に出そろえばという条件付きながら、このツールの出来を激賞した。

 保険アプリケーション用ミドルウェアを手掛ける欧州企業Prima Solutionsの執行副社長、ユーグ・デラノイ氏は、「当社ではCOBOLプログラムのために、JavaとWebベースアプリケーション構築の複雑さを隠す必要がある。われわれが(Java Studio Creatorに)非常にエキサイトしているのはこのためだ」と語った。同氏によると保険各社は現在、COBOLから新言語への移行という課題を抱えており、PrimaもJavaへの移行を進めつつある。

 Siemens Westinghouse Powerの子会社で統合ビジネスアプリケーション専門企業のNewEnergy Associatesでシステムアーキテクトを務めるディック・ウォール氏は、Java Studio CreatorはWebサイトを即座に組み立てるのに有用だと評価。だが、グリッドなどのコンポーネントがまだ不十分だと指摘した。

 Sunの企業開発ツール部門プロダクトマーケティングマネジャー、ジム・インスコア氏によると、Java Studio Creatorで使えるコンポーネント拡充のため、Sunはコンポーネントベンダーと作業を進めているという。

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