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きょうは「Hall 2」でマザーボードとグラフィックスカードを堪能した今週はCOMPUTEX TAIPEI 2004で右往左往した(2/2 ページ)

正道奇道取り混ぜて、最新PCパーツ大集合のこのイベント。今年は新プラットフォームの登場で、どのブースも新製品で盛り上がっている。まずは、定番のマザーボードとグラフィックスカード、そしてちょっと変わったキューブPC(?)に注目してみよう。

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MSI

 MSIはマザーボードとグラフィックスカードの展示に加え、「MSI MEGA」や「MSI Player」などの、PCパーツ以外の展示にも力を入れていた。

 2つのUltra ATA/133対応コネクタを実装したIntel 925Xマザーや、DDR2とDDRのメモリスロットを搭載したIntel 915Pマザーとともに注目されるのは、小型のムービープレイヤー「MEGA VIEW 561」だ。 片手サイズながら1.8インチの20GバイトHDDを搭載し、MPEG-4、DivX、WMV9フォーマットをサポート。サウンドもMP3やWMA、AACを再生できる。

 また、ブースには先日NVIDIAから発表されたノートPC用グラフィックスコネクタ規格「MXM」(Mobile PCI Express Module)対応のグラフィックスカードが展示されていた。MSIスタッフによるとすでにノートPCベンダーに対する出荷を開始しているとのこと。


DDR2対応スロットとDDR対応スロットを搭載した「951P Combo」

超小型軽量の携帯ムービープレーヤー「MEGA VIEW 512」

MXMに対応したノートPC用グラフィックスカード。ロゴの一部は消されているが搭載されているGPUはNV3X系列のようだ

DFI

 DFIブースで注目したいのは、Pentium M対応のIntel 855GME搭載マザー「G5M100-M」。

 DFIのマザーは日本のコンシューマー市場でも流通しているので、思わず期待してしまうが、DFIのスタッフによると企業向け市場のみの流通になる。その理由として、価格を高く設定しなければならないためコンシューマー市場では受け入れられないだろう、とDFIでは説明している。

 また、GeForce 6800シリーズの国内発表会でPROLINKの製品に取り付けられていた液晶モニタ付きクーラーユニットがDFIのブースで動作していた。表示されていたのは温度とファンの回転数。


Pentium-Mに対応したマザーボード「G5M100-M」

液晶モニタ付きグラフィックスカードクーラー

FIC

 マザーボードベンダーとしても知られているFICだが、最近はベアボーンやノートPCのベンダーとしても有名。そのFICで展示されていたのはなんともユニークな形のリビングPCだ。その形はまるでドラム缶のような円筒形。ただし、デザインはスマートにまとめられていている。採用しているフォームファクターはBTX。Socket 775にPCI Express対応マザーを組み込むことになっているが、コストを抑えるためメモリはDDRを採用。日本における販売はまだ未定だが、FICとしては9月の出荷を目指している。


「Piston」と命名された円筒形のPC。たしかに銀色の円柱をイメージしていると思うのだが、真っ先に頭に浮かんだのが「ドラムカンPC」という名称。とにかく、なかなかインパクトのあるデザインだ
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