コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の個人情報流出事件で、不正アクセス禁止法違反で起訴された元京都大学研究員の第3回公判が7月30日、東京地裁で開かれた。第2回に引き続いて非公開で行われ、傍聴人は入廷できなかった。
第2回公判で、検察側証人として出廷した、ACCSのサーバ管理会社役員が「自社のサーバ構造などを公開法廷で話すと、サーバを狙い打ちにした不正アクセス行為を誘発する」と主張し、認められた。これ以降裁判は非公開となっている(関連記事参照)。
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ACCSのサーバ管理元役員が証人として出廷。「自社のサーバ構造などを公開法廷で話すと、サーバを狙い打ちにした不正アクセス行為を誘発する」ため、非公開に。
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