大京は8月25日、マンション向けブロードバンドISP子会社ファミリーネット・ジャパンの全株式をパワードコムに譲渡すると発表した。譲渡価格は約57億円。
ファミリーネットは2000年に設立し、新築・既設マンションへのFTTHサービスなどを展開してきた。経営再建中の大京は事業の選択と集中を進めており、オール電化などで協力している東京電力グループへの譲渡を決めた。
パワードコムは、ファミリーネットの株式10%を、東電のソフト子会社テプコシステムズに譲渡。各社協力してIP電話やVODサービスを提供していく。
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