ワークスアプリケーションズは11月12日、P2P技術を活用したビジネスソフトを開発・販売するアリエルネットワークスを、株式交換で完全子会社化すると発表した。アリエルの技術力を、同社のパッケージソフトに生かす。
ワークスは、大手企業の基幹業務向けパッケージソフト「COMPANY」シリーズを開発、販売している。アリエルのP2Pネットワーク技術を、COMPANYシリーズ各製品間でのデータ連携や情報共有に生かす。アリエルは完全子会社化により経営基盤を強化する。
11月29日にアリエルの株主総会で承認を受けた後、来年1月5日に株式交換を行う。交換比率はワークス1対アリエル0.056。
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