米Sun Microsystemsは4月4日、OpenSolarisプロジェクトの世話役となるOpenSolaris Community Advisory Board(CAB)のメンバー5人を発表した。
5人のメンバーは、Apache Software Foundation共同創設者でDay Softwareの主任科学者ロイ・フィールディング氏、Sunのチーフテクノロジーエバンジェリストであるサイモン・フィップス氏、Sunの上級技術者カスパー・ディク氏の3人と、OpenSolarisパイロットコミュニティーにより指名され、選出された2人で構成される。コミュニティーから選ばれたのはLogical Approachの技術コンサルタント、アル・ホッパー氏と独立系Solarisコンサルタントで「Solaris Systems Programming」の著者でもあるリッチ・テア氏。
Sunは1月にSolaris 10のオープンソース化を発表(1月26日の記事参照)。このときの発表通り、2005年第2四半期に同OSのビルド可能なソースコードをCommon Development and Distribution License(CDDL)の下でリリースする予定だと同社は声明文で述べている。
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