NTTデータは5月30日、一般ユーザーのPCパワーを科学解析などに活用する「cell computing」のクライアントプログラムをJava化し、MacintoshやLinuxにも対応させた。同社サイトからダウンロードして参加できる。
東亞合成と実施しているヒトゲノム解析プロジェクト用にJavaクライアントを開発した。従来はWindowsに限られていたが、Javaが動作するMacintoshやLinuxでも参加できるようにした、Java仮装マシンでの動作で安全性も確保できるとしている。
今後、情報家電やゲーム機などへのマルチプラットフォーム化の拡大も検討していく。
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