セイコーエプソンは10月18日、英国で同社製プリンタ互換インクカートリッジを販売する業者に対し製品販売の差し止めを求めていた訴訟で、業者がカートリッジの販売を停止することを条件に和解したと発表した。
訴訟は、英CybaHouseと関連会社のNutronicsに対し、販売している互換カートリッジがエプソンの特許権と意匠権を侵害しているとして、中国からの製品輸入と販売差し止めを求めて、今年6月に提訴したもの。両社が輸入販売停止に同意したため和解した。損害賠償額などは非公開。
関連記事
- エプソン、インクカートリッジ特許侵害の中国企業と和解
- エプソン、英国の特許訴訟も和解に
- エプソン、インクカートリッジ訴訟で和解
互換カートリッジメーカーをエプソンが訴えていた訴訟で和解が成立。販売差し止めが認められ、事実上の勝訴となった。 - エプソン、インクカートリッジ製造業者を提訴
エプソンは、今回の訴訟はサードパーティのカートリッジ市場をつぶすことが目的ではなく、同社の特許を侵害している企業だけを標的にしていると語っている。(IDG)
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.