速報
Sun、省電力の新サーバプロセッサT1を発表
Niagaraのコードネームで呼ばれていたSunの新プロセッサ「UltraSPARC T1」が発表された。消費電力を70ワットに抑えたエコプロセッサをうたっている。
米Sun Microsystemsは11月14日、省電力型のサーバ向け新プロセッサ「UltraSPARC T1」(コードネームNiagara)を発表した。同プロセッサを搭載したSun Fireサーバ新モデルは年内に出荷予定。
UltraSPARC T1はマルチスレッディングの特許技術「CoolThreads」を採用。1.2GHzのコアを8基搭載してそれぞれが4つのスレッドを備え、計32スレッドを同時処理できる。
大半のプロセッサが150ワットの電力を消費するのに対し、T1の消費電力は70ワットと、Intel XeonやIBM Powerに比べて半分以下に抑え、環境に優しいエコプロセッサをうたっている。
関連記事
- Sun、新プロセッサ「UltraSPARC IV+」搭載サーバ発表
- Niagaraのリリースで効果測定の指標を変えるサン
- Sun、「UltraSPARC IV+」を正式発表
- UltraSPARC Vを捨てたSunが未来を賭けるのは……
- 本格的なスループットコンピューティングは2005年のNiagaraからスタート
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.