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大証ヘラクレス、1月30日から一部新システムへ
大証ヘラクレスは1月30日から新売買システムに一部移行する。現行システムは注文殺到時にたびたび処理遅れを引き起こしていたが、新システムは現行システムの7倍に向上しているという。
大阪証券取引所は1月16日、ヘラクレス市場の新売買システムへの移行を1月30日から一部実施すると発表した。まず国内株式が対象。国内株式以外の商品と国内株式のJ-NET取引は現行システムで対応する。
株価や気配情報は現行システムから配信するため、複数気配(最大8本)の配信は2月末に予定しているフル稼働後となる。
大証によると、新システムの注文処理性能は現行システム比で約7倍に向上しているが、株価などを配信する新相場システムに過度の負荷をかけないよう、株価情報の配信遅れなどを引き起こす売買集中時は、これまでと同様に対策措置をとる。
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