東京証券取引所は1月25日、ライブドア(マザーズ)株の取引時間を26日以降さらに30分短縮し、午後2時から3時までの1時間に限定すると発表した。期間は「当分の間」。
ライブドア株は25日、証券取引法違反容疑の強制捜査以来、初めて取引時間中に売買が成立(関連記事参照)。売買高は約4億2000万株超にふくらんだ。
この日の東証全体の注文件数は582.9万件、約定件数は303.9万件。売買停止基準には達していないが、「市場の混乱が生じることを可能な限り回避する観点から」取引時間をさらに短縮する。
同時に売買規制措置を実施。(1)買い付け代金を顧客から現金で即日徴収、(2)証券会社の自己売買を禁止、(3)新規の信用売買を禁止──とする。
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寄り付いた際の大量の注文・約定による市場の混乱を回避するため、として東証はライブドア株の取引時間を短縮し、午後1時半からの1時間半のみに限定する。
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