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Vodafone社長「交渉は3〜4週間」
英Vodafoneのサリーン社長は、ソフトバンクとのボーダフォン売却交渉は3〜4週間で合意に達するとの見通しを示した。月内にも合意に達するもようだ。
英Vodafoneのアルン・サリーン社長は、5日付け英紙Sunday Telegraphのインタビューに対し、ソフトバンクとのボーダフォン売却交渉は3〜4週間で合意に達するとの見通しを示した。月内にも合意に達すると見られる。
サリーン社長は、売却による収入は株主還元に充てたい意向という。同社筋の話として、総額50億ポンド(約1兆250億円)に上る特別配当を実施する見通しという。
一部報道によると、買収総額は2兆円に膨らむ可能性があるが、ソフトバンクは買収先企業の資産を担保に資金を借り入れるLBO(レバレッジドバイアウト)により買収金額の半分程度をまかなう計画という。Vodafoneは日本法人が発行する優先株を引き受け、ソフトバンクと業務提携も検討するという。
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