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楽天もSNSに参入 “個人ポータル”目指す
ヤフーに続き、楽天もSNSに参入した。当初は日記や友人リンクなど基本機能のみだが、順次、ECサイトやニュースなど同社グループのサービスを追加していく計画。会員向けの個人ポータルを目指す。
楽天は3月23日、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「楽天広場リンクス」を3月27日にオープンすると発表した。当初は日記や友人リンクなど基本機能のみだが、順次、ECサイトやニュースなど同社グループのサービスを追加していく計画だ。
利用にはユーザーからの招待が必要。まず同社が、ブログサービス「楽天広場」(会員数55万人)でブログ同士をリンクさせる機能「日記リンク」を使っているユーザーの一部を招待する。
楽天広場のブログを転載できるほか、オリジナルの日記も付けられる。メッセージ送受信や友人リンク、フォトアルバム機能などを装備。友人をグルーピングし、情報開示レベルをグループごとに選べる機能を備えた。
今後は、ECサイトやニュース、株式情報など、同社グループの他サービスとの連携を進め、会員向けの個人向けポータルサイトを目指すとしている。
システムはグループ内の他サービスにも提供する。第1弾として、「みんなの就職活動日記」にSNS機能を提供する。
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