ソフトバンクは3月30日、直収型固定電話サービスの営業秘密を不正流用されたとして平成電電が同社と日本テレコムを訴えていた裁判で東京地裁の判決が同日あり、同社が勝訴したと発表した。
平成電電は2004年11月、同社の直収型固定電話サービスの営業秘密を「ソフトバンクが子会社の日本テレコムに不正開示し、日本テレコムの直収型サービス『おとくライン』に流用したのは違法」として、不正競争防止法に基づき同サービスの販売差し止めなどを求めて訴訟を起こした(関連記事参照)。
判決は平成電電側の請求を却下した。ソフトバンクは「当社と日本テレコムの主張の正当性が認められたものであり、妥当な判断の結果」とコメントしている。
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