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次世代機を前に「端境期」──コーエーが業績下方修正

コーエーが業績予想を下方修正。次世代機の登場を前にゲーム市場が端境期を迎え、販売が計画未達になった。一方でオンラインゲームなどは好調。

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 コーエーは4月7日、2006年3月期の連結業績予想を下方修正すると発表した。「次世代機への世代交代を前に、家庭用ゲームソフト市場が端境期を迎え、販売本数が計画を下回った」という。一方でオンラインゲームなどの売り上げが伸びている。

 コーエーの修正後連結業績予想は、売上高が264億円(前回予想比31億円減)、経常利益は117億円(同15億円減)、純利益は71億5000万円(同8億5000万円減)。卸子会社のコーエーネットも同期業績予想を下方修正し、純利益は6億4000万円(同1億8000万円減)となる見通し。

 コーエーは家庭用ゲームソフトの販売本数は計画未達となった一方、オンラインゲームや携帯コンテンツなど、ネットワークビジネス分野の売り上げは過去最高。単体業績では経常益、最終益とも過去最高を更新する見通し。

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