速報
任天堂が業績を大幅に上方修正
任天堂が2006年3月期連結業績を上方修正し、純利益が従来予想から200億円増の950億円になる見通し。為替差益が大幅に増加した上、ニンテンドーDSの好調さも手伝って増益を確保した。
任天堂は4月4日、2006年3月期連結業績を上方修正し、純利益が従来予想から200億円増の950億円になる見通しだと発表した。為替レートが想定から円安に推移し、為替差益が大幅に増加。国内で「ニンテンドーDS」の販売が好調だったことも影響し、減益予想から一転、増益を確保した。
修正後予想は、売上高が5000億円(従来予想通り)、経常利益が1600億円(前回予想は1250億円)。前々期は経常益が1453億円、純利益が874億円だった。
配当予想も修正し、期末配当金を前回予想の70円以上から300円、年間配当は370円とし、前々期から100円の増配となる見通し。
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