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RIM決算、和解経費が利益圧迫
BlackBerry訴訟を決着させたRIMの11〜2月期決算は、売上高が前年同期比39%増加して5億6120万ドル、純利益は1840万ドル(1株当たり10セント)となった。
カナダのResearch In Motion(RIM)が4月6日発表した同社第4四半期(11〜2月期)決算は、売上高が前年同期比39%増加して5億6120万ドル、最終損益は1840万ドル(1株当たり10セント)の黒字となった。前年同期は260万ドル(同1セント)の赤字を出していた。
RIMはBlackBerryをめぐりNTPと争っていた特許訴訟で3月3日、NTPに6億1250万ドルを支払う内容で和解を成立させた。RIMではこの経費として第3四半期に4億5000万ドルを計上済みで、第4四半期には差額の1億6250万ドルを計上する。
訴訟関連費用を除外した第4四半期の1株利益は65セントとなる。
同四半期のBlackBerry新規加入者は62万5000人、加入者累計は同四半期末の時点で490万人となった。携帯機器の出荷台数は110万台、通期では400万台。
第1四半期の売上予想は5億8000万〜6億1000万ドル、1株利益は60〜65セントを見込んでいる。
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