米AMDが4月12日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、Opteronプロセッサの好調な販売にけん引される形で売上高が13億3000万ドル、純利益は1億8500万ドル(1株当たり38セント)となった。
AMDは12月にメモリ製品事業を富士通と合弁のSpansionとしてスピンオフしており、同事業を除いた前年同期の実績と比較すると、売上高は70.5%増となる。
Opteronプロセッサはサーバ/ワークステーション用のデュアルコアプロセッサ需要に押されて過去最高の販売を記録。平均販売価格も上昇し、モバイルプロセッサTurion 64の出荷も前期比で増加した。国別では中国、ラテンアメリカ、ロシア、南アジアのプロセッサ販売が特に好調だった。
第2四半期(4〜6月期)の売上高は、前期比で横ばいかやや減少を見込んでいる。
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「サーバ、デスクトップ、モバイル製品で市場シェア拡大が続いている結果、第4四半期の成長のペースが伸びた」とCFO。
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