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Apple、メディア配信技術特許侵害で提訴される

iPodやiTunesなどが特許を侵害しているとしてBurst.comがAppleを提訴した。Burst.comは過去にMicrosoftを相手取った特許侵害訴訟で6000万ドルのライセンス使用料を勝ち取っている。

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 米Burst.comは4月17日、Apple Computerが同社の特許4件を侵害しているとしてサンフランシスコ連邦地裁に提訴したと発表した。同社によれば、iPod、iTunes、iTunes Music Store、QuickTime Streamingが特許侵害にあたるという。

 Appleは2006年1月、Burstの特許は無効であり、Appleはその特許を侵害していないという裁判所の宣言を求めて提訴しており、今回はBurstが反訴した形になる。

 同社が主張する特許は、米国特許4,963,995、5,995,705、5,057,932、5,164,839の4件。Burstはこの反訴でAppleに対し、相当額のロイヤリティ支払いを求め、さらなる侵害に対する差し止め請求を申し立てている。

 Burstは2005年3月、Microsoftを相手取った特許侵害訴訟で6000万ドルのライセンス使用料を勝ち取っている。「AppleはMicrosoftとの訴訟でBurstの特許が無効化されると予想していたようだが、Microsoftは最終的には特許のライセンスを受けた」とBurstの会長兼CEOであるリチャード・ラン氏は述べており、Appleの成功にはBurstが保有するオーディオおよびビデオ・オン・デマンド・メディア配信ソリューションが不可欠であったと主張している。

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