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Ultra-Mobile PC、2011年までに780万台出荷も
In-Statの予想によれば、MicrosoftとIntelという業界重鎮が後押しするUltra-Mobile PC(UMPC)は、2011年までに最高で780万台が出荷される可能性がある。
米Microsoftが3月に発表したUltra-Mobile PC(UMPC)は、2011年までに最高で780万台が出荷される可能性があるとの予想を、ハイテク市場調査会社のIn-Statが4月26日発表した。
UMPCが潜在的に有望と見る背景としてIn-Statでは、MicrosoftとIntelという業界の重鎮が後押ししていること、コンピューティング機能に関して携帯電話など家電製品の限界を克服し、携帯性では既存のPCの限界を克服している点を挙げている。
UMPCが引き金となり、新しい世代の省電力x86プロセッサ開発が促されるとともに、ほかのプロセッサアーキテクチャとの競争も促進されるとIn-Statは予想。最初の世代のUMPCには独自の機能は何もないが、一定の価格で新しい利用モデルを確立しようとする動きが出てくると見ている。
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