HP、2〜4月期決算を上方修正

HPは税金監査に関連して米内国歳入局との間で和解合意が成立したことを受け、発表済みの2〜4月期利益を上方修正した。

[ITmedia]

　米Hewlett-Packard（HP）は6月6日、先に報告した同社第2四半期（2〜4月期）利益の上方修正を発表した。税金監査に関連して米内国歳入局（IRS）との間で6月1日に和解合意が成立したことを受けた措置だと説明している。

　5月16日に発表した決算では純利益15億ドル、1株利益51セントと報告していたが、和解を受けてこの数値を約4億4300万ドル（1株当たり15セント）引き上げた結果、純利益は19億ドル、1株利益は66セントとなった。

　2006年度の通期予想も同時に上方修正され、1株利益2.02〜2.06ドルを見込んでいる。