世界のブロードバンド加入者は今後5年でほぼ倍増し、2005年の2億500万人から2010年には約4億人に達する見通しだ。調査会社IDCが6月12日まとめた報告書で明らかにした。
IDCの予想によれば、2010年のブロードバンドサービス販売額は1224億ドルに達する見込み。DSLを使ったブロードバンドが引き続き主導する形で、2010年の世界のブロードバンド加入者の67%を占めると予想している。
IDCによれば、2005年はインターネット利用世帯の接続手段としてブロードバンドが初めてナローバンドを上回った。エンドユーザーの選択肢拡大、月額料金の値下がり、ブロードバンド対応アプリとサービスの普及が推進要因になっていると、報告書は指摘している。
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eMarketerによると、世界のネットユーザーが2005年で10億人に到達した。ブロードバンド利用世帯の40%近くはアジア太平洋地域が占め、国別の利用世帯数では米国が首位を堅持している。
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