BCNが6月16日まとめたHDDの店頭販売動向によると、ショップでバルク販売されているベアドライブのGバイト単価が50円を割り込むなど、HDDの容量拡大とGバイト当たりの平均実売単価の下落が続いている。
PCのAV化で大容量データが増え、買い替え・買い増し需要からHDDの店頭市場の売れ行きは安定的。BCNによると、年末年始商戦を境に「100〜200Gバイト未満」と「200〜300Gバイト未満」の比率が縮小し、代わって「300〜400Gバイト未満」が拡大。5月には18.1%を占めるなど、大容量化の傾向が顕著だった。
販売台数のうち、5月度はベアドライブが52.9%、外付けが43.7%とほとんどを占めた。Gバイト当たりの平均実売単価はベアドライブで49円となり、初めて50円を割った。
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