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ギリシャの人はPCが苦手? Eurostat調査
コンピュータの基本操作ができない人はギリシャで65%、イタリアで57%を占めた一方、デンマークは10%、スウェーデンは11%にとどまった。
欧州連合(EU)加盟国ではコンピュータの基本操作ができない人が平均37%に上り、特にギリシャやイタリアで高い比率を占めていることが、EUの統計機関Eurostatの調べで分かった。
調査では、マウスを使ってブラウザなどのプログラムを立ち上げたり、ファイルのコピー、ペーストといった操作ができるかどうかを調べた。
その結果、コンピュータの基本操作ができない人が人口の半分以上を占めたのは、ギリシャ(65%)、イタリア(57%)、ハンガリー(57%)、キプロス(54%)、ポルトガル(54%)、リトアニア(53%)の各国だった。
一方、スカンジナビア諸国ではコンピュータリテラシーが高く、基本操作ができない人はデンマークが10%、スウェーデンが11%にとどまった。以下、ルクセンブルク(20%)、ドイツ(21%)、英国(25%)の順となっている。
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